国鉄バス > 国鉄高速バスの歴史
高速バスの開発
国鉄バスは昭和5年に鉄道省営自動車として誕生した経緯から見ても、国産バスの技術を育成する立場にあり、昭和30年代でも経験豊富な技術陣を擁して、国産バスの設計・開発で大きな存在感を備えていた。前人未到の領域で使用される高速バスの規格・開発でも自動車メーカーを取りまとめる中心的な役割を果たしている。
出典:社団法人 日本バス協会発行「バス事業百年史」より
1964年10月5日開業 名古屋⇔神戸 名古屋⇔新大阪 1965年3月6日 名古屋⇔京都
国鉄名神高速バス 昭和43年3月23日名神高速道路下り線大津バス停(画像提供:日急バスOB T.Oさん)
日本最古の路線バス
1930(昭和5)年に、鉄道省が初めて直営による路線バス輸送を開始した際に使用された車両。
岡崎~多治見間、高蔵寺~瀬戸記念橋間で運転された。当時、国内を走るバスは外国製であったが、国鉄は自動車産業育成のため、国産車を採用した。現存する最古のバスとして、1969(昭和44)年に鉄道記念物に指定された。
(注)リニア・鉄道館|JR東海2Fにて展示中。文章は同バス横の案内文より
国鉄ハイウェイバス名神高速線開業記念絵葉書 2006.04.29(画像提供:T.Hさん)
名神高速道路運転作業基準(自動車局 整備課)名神高速バス運転士の教育訓練用冊子。一ヶ月間運転教育を経て高速バス運転士になった。(提供:Y.Yさん)
国鉄ハイウェイバス東名高速開業15周年記念絵葉書、乗車券 2006.04.29(画像提供:T.Hさん)
国鉄東名ハイウェイバス開業記念乗車券、車内補充券 2006.04.29(画像提供:T.Hさん)